理学療法では、脳血管障害や骨折された方などに対し運動療法や物理療法を行うことで、寝返り・起き上がり・起立・歩行など生活に必要な動作能力の向上を図ります。
また、運動することは身体機能だけでなく、認知症予防、不安や抑うつ感・ストレスの軽減などにも効果があると言われています。
当院の理学療法室は、全施設の中でも特に眺めのよい、本館4階にあります。
静かで開放的な環境の中、理学療法士がマンツーマンで対応し、じっくりと話を聞いて運動を行い、心身共に健康になれるように目指します。
理学療法士2名、リハビリ助手1名が常勤し、楽しい雰囲気の中でリハビリテーションができるよう取り組んでいます。
作業療法室は、入院患者様へ手工芸、スポーツなど様々な活動を通して、精神機能の向上、対人関係能力の改善、作業能力の改善にむけての援助を行っています。
患者様お一人、お一人の病状や、社会環境に応じた目標に対して、個別や集団での作業活動を提案しており、多様な活動があります。
活動には、作業療法士だけでなく、理学療法士、臨床心理士、音楽療法士などが関わり、より効果的なアプローチの実践に取り組んでいます。
退院・社会復帰に向けた生活支援としての家事動作や外出の練習、社会で生活する技能を身につける機会づくりとともに、退院前の訪問指導を行うことで、患者様が安心して退院されるお手伝いをしています。
いずれの活動でも、患者様の能力が発揮されるよう、安心して楽しめる場づくりを大切にしています。
植田病院では、専任のソーシャルワーカーがあらゆる相談に応じています。
大きな心配にならないうちにお早めに、そしてお気軽にご相談ください。
医療相談受付時間 10:00〜16:00